メイフェリア「村長さんが緊急に、って言ってたアオアシラを
倒したから一つ上のレベルのクエストが受けられるようになったよ」
エリオット「おめでとうございます」
メイフェリア「あと聞いた話なんだけど、なんだか最近渓流でドスファンゴって
言うモンスターが暴れまわってるらしいの」
エリオット「ドスファンゴ、牙獣種に分類されるモンスターですね」
メイフェリア「弱点属性は・・・聞いたところで属性武器は無いんだけど」
エリオット「弱点は雷ですね。ちなみにアオアシラは火に弱いです」
メイフェリア「そういえばスパイクもギルバートも音爆弾持ってたみたいだけど」
(注:実際には持てません)
エリオット「あれは私が持たせておいたものです」
(注:持たせられません)
メイフェリア「そうなんだ」
エリオット「アオアシラは大きい音に弱いんです。事実森に行く人は
アオアシラ対策に鈴を持ったりしているようですから」
メイフェリア「なるほど~」
エリオット「とはいえ気になります。森の異変について調べてみては?」
メイフェリア「うん、そうする」
メイフェリア「あれがドスファンゴ・・・でっかい猪なんだね」
スパイク「とはいえあの突進は厄介だニャ、被害を抑えるためにも
倒さなきゃいけないニャ」
ギルバート「そうだニャ、それがハンターの務めニャ」
メイフェリア「うん、じゃあ倒すとしましょうか」
メイフェリア「ふぅ、倒せたね」
スパイク「妙だニャ」
ギルバート「何だか嫌な予感がするニャ」
メイフェリア「・・・どういうこと?」
スパイク「小動物が全然見当たらないニャ」
ギルバート「森全体がざわついてるニャ」
メイフェリア「な・・・何?今の叫び声は」
ギルバート「エリア5に何かが現れたニャ」
メイフェリア「一応確認だけはしておかないと」
スパイク「あ、あれは・・・」
ギルバート「雷狼竜ジンオウガだニャ!今の状態では勝ち目は無いニャ!」
メイフェリア「で、でも・・・今ここで逃げたらユクモ村が・・・」
スパイク「逃げることは恥ではないニャ!今ここであなたが
やられたらなおさらユクモ村が危険にさらされるニャ!」
ギルバート「スパイクの言うとおりニャ!ユクモ村には
ご主人様もいるニャ!何とかなるニャ!」
メイフェリア「今の私じゃ、まだ誰も守れない。
だから守りたい人たちを守れるようになりたい・・・」
スパイク「それが分かっただけでも収穫だニャ」
ギルバート「そうだニャ」
スパイク「ご主人様は昔、ボクらに教えてくれたことがあるニャ。
『最初から力のあるものは、力のない者の気持ちが分からない。
力のないものが力をつければ力を持たないものの
気持ちが理解できる。より親身になって力のない者を
助けることが出来るのは後者だ』って、ボクらに言ってくれたニャ」
ギルバート「もともとオトモとしては落ちこぼれだったボクらを拾って
ここまで育ててくれたのはご主人様ニャ」
メイフェリア「・・・」
ギルバート「ご主人様は、ボクらがどれだけ失敗してもクエストに
連れて行ってくれたニャ。いろんな依頼をこなしてどんどん
有名になったご主人様はもっと優秀なオトモを雇うことも出来たニャ」
スパイク「それでもご主人様は他のオトモを雇うことは無かったニャ」
ギルバート「ご主人様は『お前たちと同じような境遇のオトモは
かなりいるはずだ。落ちこぼれと言われるオトモでも
育成次第では化けるということを、お前たちが証明するんだ』
って言ってくれたニャ」
メイフェリア「・・・エリオットらしいね」
スパイク「だからジンオウガから逃げたことも、気にすることは無いニャ」
ギルバート「そうだニャ、いずれ正式に討伐依頼が来るニャ。
その時勝てるようにすればいいのニャ」
メイフェリア「ありがと、ちょっと元気出たよ」